泥棒が入ったことの恐怖心も弱まり、普通の生活に戻り始めたときのことです。
私が仕事から帰ると・・・また部屋の鍵が開いていたのです。
今回も確かに鍵を掛けています。
まさか・・・また泥棒!?
私は怖くなって部屋に入ろうか迷いました。
もし、犯人が部屋にいたら・・・殺されるかもしれません。
・・・考えること約1分、私は思いきって部屋に入ることにしました。
いつでも犯人と争いになってもいいように、私はカバンで抵抗する準備をしました。
そして、何かあれば大声を出す!!
頭の中でシミュレーションをします。
そして私は、思い切ってドアを開けました。
「・・・・・・・」
開けたドアの先には人影はなく、荒らされた形跡のある部屋が見えました。
やられた~
私はそう思いました。
また泥棒にやられたのだと・・・。
あ然としているのも束の間、私は急いで貴重品の確認をしました。
今度の被害は現金です。
隠してあった現金が、全て無くなっていました。
先日給料日だったこともあって、1ヶ月分の給料約10万円が無くなっていたのです。
前回泥棒に入られた時、銀行口座は全て解約していたので銀行に預けることもできません。
現金を持ち歩く手もありますが、カツアゲにあった場合危険です。
(先月友達がカツアゲにあったばかりなので・・・)
なので私は、新しい口座を開設するまでの間、とりあえず部屋に現金を隠すことにしたのです。
それがまさか、2度も泥棒に入られるとは思いもよりませんでした。
私は現金が盗まれたことを確認し、警察に向かいました。
警察に着くと、警察官に状況を説明し・・・
2回目の現場検証です!
前回と同じように、2回目の現場検証も数分で終わりました。
そして、警察官も警察署に戻っていきます。
私は部屋で一人、今後のことを考えていました。
今月、どうやって生活するか?
また泥棒が入った場合どうするか?
部屋の鍵は変えれるのか?
貴重品の管理の仕方は?
などなど・・・考えが止まりません。
これから先、お金が無くても生きて行かなければなりません。
でも、親には頼りたくありません・・・
私は、今月のバイト代をまだもらってないことを思い出しました。
バイト代は約4万円、今月はこれで生活することができます。
「まぁ、何とかなるかぁ~」
1ヶ月7000円で生活した時に比べれば問題はありません。
でも、今後また、泥棒が入る可能性があるので・・・
その対策として、私は引っ越しをしようと決意しました。
引っ越しは3ヶ月後!
それまで貯金してお金を貯める!!
これが私の決意であり、目標です。
もう泥棒には何も盗ませない!!
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