美容師シャンプー練習!ロングヘアのシャンプーの注意点

シャンプー練習の時、ロングヘアのシャンプーに苦戦したことはありませんか?
ショートのシャンプーでは出来ていたことが、ロングになると出来なくなる・・・


美容師アシスタントの時は、誰でも一度は経験したことがあるはず?


そして、よく聞く悩みがこの2つです。




1、シャンプーが泡立たない


2、髪の毛が指に絡まる




この2つの悩みは、ロングヘアのシャンプー練習をする美容師さんの定番の悩みであり課題です。

そして、この課題をクリアしてシャンプー技術を習得しないと、ロングヘアのシャンプーは任せてもらえません。



私の場合は、ロングのシャンプーの課題が少し多かったような・・・。

まあ、不器用なので仕方ありませんね。(汗)


それでは、私が苦戦していたロングヘアのシャンプーの注意点を紹介します。



◇ロングヘアのシャンプーの注意点◇

①シャンプー前のお流し

ロングヘアのシャンプーは、シャンプー前のお流しが重要です。このお流しがしっかりできていないと、シャンプー剤が泡立ちません。


頭皮にシャワーをしっかりあて、髪の根元から濡らしましょう。手にお湯を溜めながら、指の腹で頭皮をこすりながら流すのがポイントです。



②排水溝に髪の毛が流れ込む

ロングヘアのお流しをしていると、お湯と一緒に排水溝に髪の毛が流れていきます。排水溝に流れると言っても、毛くず受け(排水溝の手前の毛受け網)で止まるので排水溝には流れません。

いくら毛くず受けで止まると言っても、お客様は不快に思います。
できるだけ不快に思わせないためにも、ロングヘアのシャンプーのお流しには気を配りましょう。


髪の毛(中間~毛先)を持ち上げながらお流しをすると、髪の毛が排水溝(毛くず受け)に流れないので、お客様の不快感が和らぎます。



③シャンプー剤が泡立たない

シャンプー剤が泡立たない原因として一番多いのが、シャンプー前のお流しが足りないことです。ロングヘアは、根元からしっかり流さないと、シャンプー剤は泡立ちません。
(お流しをしっかりすると、全体の8割の汚れを落とせます。)


頭皮の皮脂の汚れ、髪の毛のスタイリング剤など、しっかり洗い流しましょう。


でも、しっかり流しても泡立たないときは・・・?

頭皮の汚れやスタイリング剤の汚れが強い場合がほとんどです。
そんな時は、シャンプー剤を髪に付けて、流してからもう一度シャンプー剤で泡立てましょう。


④シャンプーのとき、髪の毛が指に絡まる

ロングヘアのシャンプー中、よくあることが髪の毛が指に絡まることです。指に絡まったままシャンプーすると、髪の毛がつって、お客様に不快な思いをさせてしまいます。
髪の毛が指に絡まないようにするために、シャンプーの指ぬきを覚えましょう。


指ぬきとは・・・?

髪の毛の絡まった指だけを頭皮から離して、絡まった髪の毛をはずすことです。シャンプーの手を止めずに、絡まった指だけはずすので慣れるまで大変です。


指を1本1本独立して動かす練習をすることで、指ぬきの上達が早まります。



⑤シャンプーのとき、髪と泡が飛び散る

髪の毛が長いから、シャンプーのとき泡が飛ぶ・・・

これは、シャンプーの泡立てがあまいのが原因の一つです。
そして、もう一つ考えられる原因は、雑なシャンプーにあります。


しっかりシャンプーを泡立てて、丁寧にシャンプーをすることで髪の毛と泡が飛び散らなくなります。



以上、この5つがロングヘアのシャンプーの注意点です。

細かく挙げるときりがないのでこれぐらいで・・・。(汗)



当時の私は、ロングヘアーのシャンプーにかなり苦戦していました。

少しでも早く、ロングのシャンプーに慣れたかったので、営業後は髪の長いスタッフのいる店舗に行き、シャンプー練習をさせてもらってました。
(私の店舗に髪の長いスタッフがいなかったため)


一つの技術を習得するのは、思ったより大変です。

早く課題をクリアしないと、新しい課題がどんどん増えていきます。



シャンプーの上達は、ひたすら練習あるのみです。




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