それは昨日のシャンプーテストで、お流し限定の合格をもらったからです。
シャンプーテストは不合格だったものの、お流し限定の合格はもらえました。
なので、今日からお流し限定で入客します!!
私の働いている美容室では、お流しのことをプレーンと言います。
『プレーン??』
って、思った方のために!!
プレーンの意味は『簡素なさま。あっさりしたさま。』という意味です。
私の働く美容室では、
「シャンプーやトリートメントを付けずにただ流すだけ・・・」
といった意味で使います。
プレーンという言葉は耳にしますが、美容室ではなかなか聞かない言葉だと思います。
私のプレーン初担当は!?
私が初めてプレーンを担当したお客様は女性でした。
パーマのロッドアウトをした後、プレーンに入る・・・
これだけです。
初めてということもあって、私は緊張していました。
プレーンに入る前のロッドアウトに手こずっていたのです。
やっとのことでロッドアウトをしたかと思えば、今度はタオルターバンを外すのにアタフタ・・・
プレーンに入る前にこんなに手こずるとは思いませんでした。
そして、次は・・・
いよいよプレーンに入ります。
シャンプーイスを倒して顔にガーゼをかけます。
水圧を最大にし、温度を手首で確かめて・・・
プレーン開始です!
パーマのかかった髪の毛をプレーンします。
練習の時と同じように・・・
数分後、プレーンが終わりました。
仕上げのトリートメントを付けてホットタオルを首にあて・・・
終了です!
セット面にご案内して先輩に、
「J先輩お願いします。」
と、一言。
私はここまでしかできないのでJ先輩に変わります。
ここまでが、プレーンから仕上げに入る前までの流れです。
プレーンをする時は、セット面にご案内するところまで担当します。
初めてということもあって、私はとても緊張していました。
そして、時間もかかりました。
それに、練習の時に比べると上手く出来なかったこともあります。
でも、私は満足感でいっぱいでした。
緊張したり失敗したり・・・まだまだ足らないところだらけのプレーンですが、これでやっとスタートラインに立てた気がしていました。
今まで掃除と片付けしかできなかった私が・・・
努力し技を磨き、それがお客様に施術できる最低限のレベルに達したこと。
その努力し得た技術を、お客様に施術することができたこと。
私はこの時初めて仕事の楽しさを実感しました。
仕事って、辛いことや嫌なことがたくさんあるけど・・・
それを乗り越えたときの感動や達成感は大きい・・・
そして、それを繰り返すと・・・
仕事がだんだん楽しくなってきます。
美容師見習い(アシスタント)時代の仕事は、小さな楽しいを積み重ねる貴重な時期です。
あの時、もう少し”小さな楽しい”を味わえたら・・・
なぁ~んて・・・、今だから言えるのかもしれませんね。(笑)
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