業務用語って何?業務用語が美容師の仕事の効率を上げる!?

「業務用語って何だろう?」
初めて聞く言葉に、私は少し戸惑いました。



私が働く会社(美容室)には、業務用語がありました。

読んで字のごとく、業務で使う言葉です。

これは、業界用語のことではなく、私が働く会社(美容室)で使う言葉(業務用語)です。




例えば、



「S1でお願いします。」



と、言われたら、”任されている仕事を早く!”という意味です。

”S1”とは、”スピードナンバーワン”のことで、”speed No1”の文字をはしょって”S1”

読み方はそのまま”エスワン”です。



確かこんな感じで・・・、正直、うろ覚えです。(汗)



この業務用語は、営業中にスタッフ同士が使う言葉です。

お客様に聞かれたくない場合や仕事をスムーズに運ばせるために使います。



例えば・・・

スタイリストがアシスタントに急いでシャンプーしてほしいと思っている場合を考えてみます。


「急いでシャンプーして下さい!」


なんて、お客様の前で言えせん。

そういう時に、業務用語を使うのです。


「S1でお願いします!」


これだと、シンプルでスマートに、そして堂々とお客様の前で発言できます。

これだと、仕事の効率が上がります。





それでは、なぜ「急いでシャンプーして下さい!」と言えないのか?

について、みなさんお分かりだと思いますが、補足しておきます。


この状況で”急いで”という言葉には、


・雑に扱われる
・適当にされる
・手を抜かれる


など、不快なことを連想させます。

そして更に、


・雑に扱われるなら美容室を変えようかな?
・急いだせいか、仕上がりがいつもと違う?
・このサービスに対してこの料金は正当なのか?


など、お客様の不満が溜まっていきます。

では、この不満は何に繋がるのか?





クレーム・失客・評判に繋がります!





まず最初に、溜まった不満に対してのクレームです。

このクレームの対応に、お客様が納得できなかった場合は失客に繋がります。

そして、このようなお客様は納得できない不満を誰かに話す・・・、つまり評判に繋がるのです。

更に、この繋がりは、放っておくと更なる失客を呼びます。



『クレーム』→『失客』→『評判』→『失客』→・・・



これは、ただの一例に過ぎません。

美容室やスタイリストによっては、この例は当てはまらない場合もあります。



「私のお客様は大丈夫!」



だと。。。


ただ、これだと新規のお客様に対応できません。

そして、幅の狭い考え方は客数・客層が増えません。

つまり、”成長しない人”で終わってしまうのです。



気が付かない、気を付けない、気を配らない人は、業務用語すら軽視します。

美容師の仕事には関係ないと・・・



業務用語を使うことで”仕事の効率が上がる”とは、意外と奥が深いのです。



ちょっとしたことなのに実は・・・



なんてことはよくあります。

やらなくてもいいと勝手に判断したことが、



『失客』→『売上低下』→『経費削減』→『給料が下がる』



なんてこともよくあります。





これは、私の実体験の一例にすぎません。

そして、私の経験から学んだことです。





業務用語は美容師の仕事の効率を上げます!





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