よく聞く言葉ですが、接客とは奥が深い・・・
美容師を始めたばかりの私には、接客のことはよくわかりませんでした。
お客様と話せるようになるにはどうすればいいか?
私は、根本的なことに悩んでました。
美容室で働き出して一週間、私はお客様と一言も話すことが出来てません。
「私には美容師は向いていない・・・」
劣等感からくる自信のなさが、態度に現れます。
美容室で働くことが場違いと感じている私には、お客様と話すことは畏れ多いこと・・・
私は毎日、劣等感と闘っていました。
自分の作ったセルフイメージの殻が破れずにいたのです。
そんなこと誰も思ってないのに・・・
よくしゃべる私が、一言もしゃべれないとは・・・そうとうなものです。
私は美容室で働くことに、自信を無くしていました。
そんなある日、店長が「もっとお客様としゃべって!」と、私に言いました。
そんなことを言われても、何をしゃべったらいいか分かりません。
なので私は、黙々と作業をしていました。
でも、そんな私にもしゃべるきっかけになった出来事がありました。
パーマのロッドアウトをしていたときのことです。
緊張していたせいか、ロッドに引っ掛けてあるゴムを思いっきり弾いてしまいました。
思わず、
「大丈夫ですか?」
と、考えるよりも先に言葉が出ました。
これが会話のきっかけになったのです。
この後、私はお客様と自然に話すことができました。
どうやら、私は難しく考え過ぎていたみたいです。
そして、この出来事で私は気付きました。
お客様から見れば、私は美容師なのだと・・・
美容師(アシスタント)として自分に自信がなくても、お客様から見ればプロの美容師です。
もっとプロ意識を持たないと・・・
そして、自分に自信を持たないと・・・
この出来事がきっかけで、私はお客様と自然にしゃべれるようになりました。
何でも初めてすることは勇気がいります。
私にとって、美容師の接客がそうでした。
一歩前進するためには諦めず挑み続けること!
もしあの時、劣等感に負けて美容師を辞めていたら、今の自分はなかったと思います。
諦めなかったからお客様とも話すことができたし、美容師も続けられたのです。
そして、ポイントになるのが「きっかけ」です!
私たちの日常には、たくさんのきっかけがあります。
それに気づくか気づかないか、受け入れるか受け入れないかで、何かを得るきっかけになるか、ただの出来事で終わるかが決まります。
ただの出来事で終わらせないためには、きっかけに気付き受け入れることです。
これだけで可能性が広がります。
自分の成長が早くなるのです。
私は、お客様と話すまでに1週間かかりました。
もしあの時、きっかけに気付けなかったら・・・
お客様と話せるようになるまで、何ヶ月かかったことか分かりません。
きっかけとは、私にとって可能性でありチャンスです!
可能性とチャンスを広げるために・・・
このブログが頑張るあなたの、何かのきっかけになればと思います。
そして、全ては自分次第です。
スポンサードリンク
|
スポンサードリンク
|