カットバンって方言?絆創膏の呼び方は地方によって違う!

”カットバン”は、私の美容師ライフに欠かせないものです。
そう、手荒れのひどい私には・・・


皮膚の一部と言っても過言ではありません。
(ちょっと言い過ぎ?かも・・・)


カットバンは毎日のシャンプーや薬剤から、私の手の傷口を守ってくれる大切な相棒。

そんなカットバンですが・・・





『カットバンって何??』






と、言われたことがあります。



えっ・・・??



正直、私はびっくりしました。

日本のどこにでも売ってあるはずのカットバンなのに、”カットバン”という言葉が通じない・・・

まさか、今まで一度もカットバンを使ったことがないわけでもあるまいし・・・、なぜ??

当時の私は、このことに疑問を感じていました。



そうです。

私は、カットバンを全日本共通の標準語だと思っていたのです。

地元では、”カットバン”という言葉をみんな普通に使っていたので、まさかこれが方言だったとは、思いもよりませんでした。



山口県(私の地元)では絆創膏のことを”カットバン”と呼びます。

広島県(就職先)では絆創膏のことを”サビオ”と呼びます。



一般的にはこう呼ぶみたいなのですが・・・

この時、私に「カットバンって何?」って聞いた方は、広島の方言で”サビオ”とは言わず”バンソコ”と言っていました。



バンソコ??





バンソコって何??






と、私は思いました。

だって”絆創膏(ばんそうこう)”ではなく”バンソコ”なのです。



うぅ~ん。。。



新しい方言なの??



言葉って難しいですね。

私はその方に、なんで”絆創膏”ではなく”バンソコ”なのか聞いてみました。

すると、



「えっ、みんな使ってるよ」



と、言われました。

よく話を聞いてみると、この”みんな”というのは、家族みんなのことだそうです。



あぁ、なるほどぉ・・・



ここの家庭では、”バンソコ”って言うんだぁ~と、私は理解しました。





言葉の使い方は難しいものです。

自分は当たり前だと思っていたも、相手には伝わらないことはよくあります。

方言は、その地方共通というわけではなく、育った環境や家庭内でもまた変わってくるのですね。





私は広島に10年間住んでいましたが、絆創膏のことを”サビオ”と呼ぶ人に出会ったことがありません。

まぁ、探せばいるのでしょうが、私の周りにはいませんでした。

なので、”サビオ”が広島の方言と知ってびっくりしました。




ちなみに、カットバンもサビオも元々商品名だったみたいですね。

商品名から方言になるって・・・、すごい!!





スポンサードリンク
スポンサードリンク