店販キャンペーンのリーダーになったものの、私は店販のアプローチ方法も売り方も知りません。
それは、
『私は、ほとんど店販を売ったことが無い!』
からです。
店販キャンペーンを成功させるためには店販を売らなければなりません。
「うぅ~ん、この課題をクリアするには・・・」
私は、ミーティングでキャンペーンリーダーの仕事を聞いたとき、店販の売り方について考えていました。
美容師見習いの私が、キャンペーンリーダーとしてどれだけ店販を売るか・・・
正直、店販の売り方が全く分かりませんでした。
「どうしよう・・・?このままではやばい・・・」
と、思ったら・・・
続いて店販キャンペーンを成功させる話に。
「・・・・・・・」
どうやら考えが先読みしすぎていたみたいです。
これは私の悪いクセで、今話している内容から考えをめぐらせ過ぎてしまうことです。
こういう人と話をすると、”話がかみ合わない”ことが多々あります。
そして私も、”話がかみ合わない人”の中の一人です。
「いつもこれで失敗するんだよなぁ~」
とか思いながら・・・
私は、店販キャンペーンを成功させるための方法を聞きました。
|店販キャンペーンを成功させるための準備知識
①毛髪知識(商品)を理解する
店販を売る前に必要なことは毛髪知識を理解することです。
毛髪知識がないと、どんな商品の説明をしてもお客様からの質問に的確に答えられず、話の内容に説得力がありません。
また、商品についても同じことが言えます。
商品を理解していないと商品説明ができません。
「これ、いいですよ~。ぜひ使って下さい!」
では、何が良いのか分かりません。
そして、商品の説明不足はお客様を不快にさせ”押し売り”と感じさせるのです。
これでは商品は売れません。それどころか、お客様との信頼関係が築けず失客の原因につながります。
なので、最初は”毛髪知識を理解する”こと。
そして、次に”商品を理解する”こと。
店販を売る前に、"毛髪知識と商品知識を理解"しましょう。
そして、実際に自分で使うことによって商品知識が深まります。
②お客様に対して平等に商品説明をする
毛髪知識と商品知識を理解したら、次はお客様に店販をどうアプローチするかです。
アプローチの方法は、人それぞれ違いますが・・・
ここで気を付けることは、お客様に対して平等に商品を説明することです。
このお客様は苦手だから・・・とか、このお客様は店販は買わないから・・・とか決めつけるのではなく、全てのお客様に平等に商品説明をすること。
お客様には商品説明を聞く権利があります。
そして、美容師にはお客様に商品説明をする義務があります。
聞くか聞かないかはお客様が決めることです。
③技術者の好みではなく、お客様に必要な商品を使う
全てのお客様に商品説明をする意識ができたら、次はお客様に何の商品を使うかです。お客様に商品を使うときは自分の好みではなく、お客様に必要なものを使こと。
スタイリストの方は一度は経験したことがあると思いますが、自分の好みで商品を選んではいけません。お客様にきれいになって頂くには、お客様に合わせて商品を選び、使わなくてはなりません。
そうすることでお客様の髪の毛がきれいになったことを実感できます。
それを実感してもらうことで商品が売れるのです。
お客様に商品を使うときは、お客様の髪のコンディションに合わせて商品を使いましょう。
④店販が売れない原因
美容室で店販が売れないのは、何かしら原因があります。
・接客が悪い
・商品ディスプレイが悪い
・美容室が汚い
など、店販が売れない原因は多々あります。
でも、一番の原因は”お客様がスタッフの接客が悪い”と感じることです。
スタッフの態度や言葉遣いなど、お客様は美容師さんを見ています。
美容師として恥ずかしくない行動をすること。
店販キャンペーンを成功させるための準備知識として、私はこのようなことを学びました。
正直、これだけでは物足りない部分もあります。
しかし、当時の私にとっては十分すぎるほどの準備知識でした。
だって、店販キャンペーンについて、全く知識が無かったから・・・
こうして、長かったミーティングは終わりました。
あとは、各店でのミーティングで詳細を決めることです。
最後に、店販のアプローチ方法について少し触れておきます。
店販のアプローチ方法は人それぞれです。
正直、答えはありません。
それは、お客様との信頼関係が築ければ、「これ、いいですよ~」で店販が売れるからです。
ただ、美容師アシスタントや見習いの方、美容室に入社したばかりの方はお客様との信頼関係が薄い・・・
こういう人が店販を売るときは、限られた時間でお客様からの信用を得なければなりません。
ここで一つ、心に留めていてほしいことは
お客様に対して真摯な対応をすること!
です。
でも、この真摯な対応って・・・
シンプルだけど、意外と奥が深くて難しいのです。
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