シャンプーテストに合格するのは、美容師アシスタントの私にとって第1の難関です。
3回目のシャンプーテストは合格!?
3回目のシャンプーテストは、何としても合格しなければなりません。
でも、3回目のシャンプーテストは・・・
実は、3回目のシャンプーテストはありません。
正確には「シャンプーテスト」が「シャンプーチェック」に変わります。
なぜかと言うと、シャンプーテスト不合格者のために、毎回全店スタッフが本店に集まるのは効率が悪いからです。
言い方は悪いですが、出来ない人のために全店スタッフが付き合う必要はありません。
なので、全店スタッフが集まる「シャンプーテスト」ではなく、個別で行う「シャンプーチェック」に変わったのです。
私の場合は・・・??
私はシャンプーテストに合格できないまま本店に転勤してしまったので、シャンプーチェックは本店のS店長にしてもらうことになりました。
私はS店長にシャンプーを見てもらうのは初めてです。
なので、やっぱり・・・緊張します。(汗)
本店に転勤して間もない私は、いつもと違うメンバーで練習をするので、慣れるまでは正直不安です。
でも、早くシャンプーテストに合格したい私は、前向きに練習を頑張りました。
私の練習を見てくれるのは、本店のM先輩です。
同期のOさんは、私が本店に転勤してくる前にシャンプーチェックに合格していました。
なのでOさんは、シャンプーの入客をしています。
シャンプーチェックすら受けていない私は・・・
「ちょっと焦りますよねぇ~」
少しでも早くシャンプーチェックが受けられるように、M先輩にシャンプーを見てもらいました。
何度かM先輩をシャンプーをして、
「店長に一度チェックしてもらったら?」
と言われ、店長にシャンプーチェックをお願いしました。
結果は・・・
「合格」ではなく、ダメ出しをもらいました。
「ハァー、・・・・・・」
私は悔しくて、心が少し折れそうでした。
それは、ロングの毛量の多い髪の毛をシャンプーしたことが無かったからです。
S店長は、まさにこれに当たります。
『ロングヘアで量が多い!!』
ロングヘアでも毛量が多くなければよかったのですが・・・
って、そんなことを言っても仕方ありませんね。(汗)
シャンプーチェックに合格するためには、S店長に「合格」の2文字をもらわなければなりません。
私の落ち込んだ姿を見てかS店長は私に
「大丈夫!あと少しで合格できるからっ!!」
と、私を励ましてくれました。
この言葉に、私はやる気を取り戻しました。
たった一言のこの言葉に、私はどんなに救われたことか。。。
私は、S店長からのダメ出し&アドバイスを受け、S店長とM先輩に練習を見てもらうことになりました。
S店長の「早く合格させてあげたい!」という気持ちが練習に伝わってきます。
私もその気持ちに応えたくて、シャンプー練習を頑張ります。
本店に転勤してから1週間後。
私はついにシャンプーチェックに合格しました。
「合格」の2文字をもらうことが出来たのです。
私は、「嬉しい」と言う感情より、ホッとした感じの安心感でいっぱいでした。
これでやっとシャンプーに入れる・・・
私がシャンプーチェックに合格したのは同期の中で6番目です。
同期7人中6番目だったから、喜びより安心感の方が強かったのだと思います。
「最後じゃなくてよかった・・・」
と。。。
私がシャンプーチェックに無事合格できたのは、まわりの仲間が応援してくれたことの力が大きいと思います。特にS店長の
「早く合格させてあげたい!」
と言う想いが、私に伝わったことが大きいと思います。
シャンプー練習のとき、すっごくエネルギーをもらいました。
想いの力ってすごいです!
この想いがあったからこそ・・・私のモチベーションが保てたし・・・
私を応援してくれた方々に感謝です。
みなさん、ありがとうございます!
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