シャンプーで学ぶ!ライバルに勝ちを譲ると相手のモチベーションが上がる!?

シャンプーチェックに合格してから1週間が過ぎました。
本店でのシャンプーにも慣れ、私は毎日楽しくシャンプーをしています。




そんなある日のことです。

私は同期のOさんに比べてシャンプーに入れてないことに気付きました。





なぜOさんよりシャンプーに入れないか?





私は疑問に思いました。



Oさんは私より1週間早くシャンプーチェックに合格しています。

なので、私より多くのシャンプーに入っています。

最初は、これが原因なのではないかと思いましたが、どうも違うみたいです。

転勤してきたばかりの私より本店のことに詳しいから?とも思いましたが、それだけではないようです。


考えても疑問が解決しないので、私は仕事中のOさんをじっくり観察してみることにしました。



すると、私はあることに気付きました。




『Oさんはシャンプーするお客様の後ろに立って、いつでもシャンプーに入れるように待機している!』




これが、私よりOさんがシャンプーに多く入れる一番の理由でした。

これなら、スタイリストのカウンセリングや施術が終わると、すぐにシャンプーに入れます。

マイペースの私には、この発想がありませんでした。



「だからこれだけ差がついたのか・・・」



私は、Oさんよりシャンプーに入れない理由を認識しました。

K支店はゆっくりなお店だったので、そんなことを考えることはありませんでしたが、本店は違います。




弱肉強食です!!




待っているだけでは、仕事にありつけないのです。




Oさんよりシャンプーに入るには?





私はOさんより多くシャンプーに入るには、どうすればいいか考えました。



「先読みをすること!」



これしかありません。


Oさんより先を読んで仕事をすることで、シャンプーに多く入ること。


これならOさんより多くシャンプーに入れるはずです。





1週間後。

私はOさんと同じぐらいシャンプーに入れるようになりました。


「この調子ならOさんより多くシャンプーに入れる!!」


と、私は思いました。



でも、Oさんの機嫌が悪くなりそうなのが心配です。

ただでさえ私はOさんに嫌われているので・・・



いろいろ考えた結果、私はOさんの機嫌が悪くならない程度にシャンプーをしようと思いました。

もちろん、Oさんに気付かれないように自然に振る舞います。




だって、できるだけもめ事は避けたいから・・・




私はもめごとが大嫌いです。

自分が我慢してその場が治まるのなら喜んで我慢します。


自分が何かを得るより、相手に何かを譲って喜んでもらう方が幸せに思うタイプの人間なのかもしれません。



しかし・・・



仕事を覚えたての時期は、誰かに譲るより積極的に仕事に入るべきです。

このときの私には、これができませんでした。



Oさんのふてこい顔が、少しでも笑顔になればいいなぁ~って・・・



「いつもふてこいOさんの顔を笑顔にしたい!!」



私は、そんなことばかり考えていました。



まぁ、そんなやり方でOさんは笑顔になってくれませんでしたけど・・・



逆に、仕事出来ないバカ扱いされてましたね。(笑)



そういえば、「あんたバカ~?」がOさんの口癖でした。



そんな感じでOさんにバカにされながら・・・私は変にライバル視されてました。







私は今でも相手に勝ちを譲る仕事の仕方をします。

それをすると、相手にバカにされたり仕事出来ない人扱いされたりします。




『相手の自尊心を満たす!』




これで相手のやる気をコントロールします。



これって意外と面白いんですよねぇ~



でも、必要以上に調子に乗られると周りが迷惑しますけど・・・



まぁ、結果的に人が成長して会社が大きくなれば・・・



きっとみんなが幸せになれるはず・・・?



私はいつも、そんなことばかり考えています。



だって、人を蹴落とすより共に成長した方が楽しいですからね。




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