その金額は、未成年の子供が用意できる金額ではありません。
そして私も・・・
社会人1年目で、広島に引っ越してきたばかりの一人暮らしの私(18才)には、この金額を用意することは到底できません。
「あぁ、悔しいなぁ~・・・。お金があれば・・・」
こんなことを考えながら、私は美容専門学校の1年目にかかる費用の作り方を考えていました。
ここで1番最初に思いつくのが親(親族)に頼ることです。
普通ならこれで解決するのでしょうが、私の場合は親には頼れません。
次に考えれられるのが、働いてお金を作る方法です。
でも、40万円の大金を美容師を続けながら1、2ヵ月で作るのは不可能です。
まぁ、仕事の内容によるのでしょうが・・・
その仕事には触れないでおきます。
普通に考えると、だいたいの人がこの2つの選択肢で40万円を作ります。
でも、私にはこの2つの選択肢が選択できない・・・
私は美容専門学校(通信課程)の1年目にかかる費用の作り方に悩みました。
美容専門学校の入学を1年遅らせる!?
お金のことを考えても解決策が見つからないと考えた私は、別の方法を思いつきました。
それは、美容専門学校の入学を1年遅らせることです。
1年あれば40万円を貯めることが出来ると考えた私は、美容専門学校の入学を1年遅らせようと考えたのです。
同期のスタッフと1年間の差がつきますが、仕方ありません。
私にはお金が用意できないのですから・・・
私は、このことを早めに店長に伝えようと思い、美容専門学校の案内をもらった次の日に店長に報告しました。
「今年の美容専門学校の入学は諦めます。」
すると、店長は
「会社が美容専門学校のお金を貸すこともできる・・・」
と、言いました。
店長の話をよく聞いてみると、以前にも会社からお金を借りて美容専門学校に通ったスタッフがいたそうです。
「あぁ、・・・」
私は少し拍子抜けしました。
昨日あれだけ悩んで決断したのに・・・、あの時間はいったい何だったのか??
”会社からお金を借りれる”という、新たな選択肢が増えたことは嬉しいのですが、昨日の決断を取り消さなければなりません。
私は自分の気持ちを整理するのに時間がかかりました。
会社からお金を借りて、果たして返済できるのか?
40万円を1年間で返済すると考えたら、1ヶ月約3万4千円です。
私の給料が約12万円なので、毎月3万4千円給料から引かれると、残りは8万6千円になります。
家賃 34000円
食費 10000円
光熱費 10000円
と、考えると・・・、32000円余ります。
これなら何とかなる!!
私は、毎月給料から34000円引かれても生活が出来るのを確認しました。
そして、私は会社にお金を借りることにしたのです。
もちろん金利は”ゼロ円”です。
金融会社に借りるよりか安心で良心的です。
そして、金利がゼロ円と知った私は毎月の返済額を3万4千円から4万円に変更。
少しでも早くお金を返済したい気持ちとお得感につられて・・・
私は、会社にお金を借りて美容専門学校に通うことに決めました。
返済は毎月4万円の10回払いです。
これでもう引き返せません。
美容専門学校に通うのは大変です。
入学するだけでお金がかかります。
そして、1年後にはまた支払いがあるので、別枠でお金を貯めなくてはなりません。
私は、
絶対に一発合格する!!!
と決めました。
そして、貧乏精神の表れなのか、元は必ず取り戻す!
と、決断したのです。
人間生きてるだけでお金がかかります。
でも、全ては自己投資です。
投資は必ず自分に返ってくる!
まぁ、どんな形で返ってくるかは分かりませんが・・・
全ては自分次第ですね。
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