私が美容師を選んだ理由は・・・?
私が美容師になろうと思ったのは高校2年生のときでした。
これから先、どうするか?
そろそろ自分の進路を決めなくてはなりません。
私の高校は工業高校で、進学する人は全体の半分以下、ほとんどの生徒が就職します。
私もその中の一人でした。
特にやりたいこともなく、卒業後は何をしようか考えていました。
いくら考えても、なかなかやりたいことは見つかりません。
とりあえず私は、学校に来た求人を見ていました。
その中のほとんどは、電気、機械関係の技術者や整備士など・・・
ここで働きたいと思うところはなく悩みます。
私の第一希望は、実家(山口県)から出ることです。
実家から離れたところで一人暮らしをしたい!
そのために高校3年間は、掛け持ちアルバイトをして貯金をしていました。
そして、どうせ実家を出るなら都会に行きたい!
と言うことで、私の選んだのは県外の東京、大阪、広島、福岡の4つです。
ここで私は考えました。
田舎者の私が、東京や大阪に行って大丈夫か?
少し不安です。
なので、近場で都会な広島か福岡にしよう!
そして、出来るだけ実家から離れた方を選ぼうと・・・
広島です!
私は、広島で仕事を探すことにしました。
ここで問題なのは、なんの仕事をするかです。
やりたいことのない私は、とりあえず広島からの求人に目を通しました。
広島からの求人は10件未満です。
広島からの求人が少なかったので、逆に決めるのは簡単でした。
消去法で行こう!
この中に、たまたま美容院からの求人が1件ありました。
美容師かぁ~
私は美容師に全く興味はありませんでしたが、美容師は悪くないかもと思いました。
『だって髪の毛染めれるし、オシャレできるし、華があってカッコいいし・・・』
これが私が美容師を選んだ理由です。
美容師に憧れていたわけでもなく、夢があったわけでもなく、目指すものもなくただ何となくです。
本気で美容師を目指している方には、不純な動機と感じるかもしれません。
失礼だと思うかもしれません。
でも、
何かを始めるのに動機は何でもいい!
今の私はこう考えます。
確かに何かを始めるのに不純な動機は、本気の人に対してばかにしているみたいで失礼です。
でも、きっかけはそこにあるのです。
良くも悪くも、そこからすべては始まります。
今の私は、美容師を選んだことを後悔していません。
『ただ何となくが、本気に変わる瞬間!』
私は美容師を続けることで、この感覚を味わいました。
これが私が美容師を続けた理由です。
何かを始めるのに悩んだり迷ったら、とりあえずやってみること。
そして、続けること。
これが私が選んだ道です。
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