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電話ボックスの恐怖!?貧乏美容師の連絡手段は公衆電話!

貧乏美容師の私が、公衆電話からアルバイトの面接の電話をしようとしたその時・・・
私は電話ボックスの中で恐怖を感じました。





『ガタン!!』




いきなり外からドアが開けられました。

そして、私が入っているにも関わらず大きな男性が電話ボックスの中に入ってきたのです。


私はびっくりしました。


使用中の電話ボックスに人が入ってくるなど考えられないからです。


「だれ??」


と思うより、


「殺される・・・」


私はそう感じました。



それは、その大男が強面のチンピラ風で、いかにも人を殺してそうな顔つきだったからです。

その大男は、電話ボックスの中に入っている私の姿を見ると、私に電話ボックスから出るように指示しました。

私は、平然を装い電話ボックスから外に出ました。


「早く逃げなきゃ・・・」


私の頭の中は、あまりの恐怖でパンク寸前です。


でも・・・


私はその場から逃げずに、その大男が電話ボックスの中で何をしているか確認したくなりました。

早く逃げたい気持ちを抑えながら振り返ると・・・


するとその大男は、電話ボックスに張ってあるピンクチラシをいきなりはがし始めたのです。


「えぇっ!?」


私は、またびっくりしました。

まさかピンクチラシをはがすとは思っていなかったからです。


「そんなにピンクチラシをはいで何をするのだろう?」


私は思いました。

すると今度は、新しいピンクチラシを張り始めました。


「えっ??」


この作業時間わずか30秒・・・

大男は、ピンクチラシを張り替える、セルシオに乗って去っていきました。


「・・・・・・・」


どうやら、電話ボックスに張ってあるピンクチラシを張り替えに来たみたいです。




わずか30秒の出来事・・・




私は状況を呑みこめず、電話ボックスの前に立ちすくんでいました。

いきなり開けられた電話ボックス、殺されると感じた恐怖心、私はこのことが頭の中で整理できずにいたのです。





数分後、私は本来の目的を思い出しました。


アルバイトの面接の電話です。


数分前の出来事が私の緊張感を和らげたのか・・・?

次の日アルバイトの面接に行くことが決まりました。




わすか分間の出来事・・・

安全と思われた場所が突然危険な場所に変わる恐怖・・・


いつ、どこで、何があるか分かりません。


自分の身は自分で守れるようにならないといけませんね。(汗)





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